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秋の夜長に読書

11 02, 2006
みなさんが本を選ぶ時の決め手って、なんですか?

私は以前は作家さんで決めることが多かった。初めてハマった作家さんは
多分中学生の頃?眉村卓さんだったような気がします。
高校生の頃は三浦綾子さんや父の勧めで司馬遼太郎さんをきっかけに歴史小説、
大学になって宮本輝さん、吉本ばななさん、山崎豊子さん…などなど。

あとずーっと通して読んでいたのが「赤毛のアン」シリーズ。
このシリーズで私が一番好きなのは最終巻「アンの娘リラ」ヽ(´▽`)/

最近は話題の本が多いですね。映画化されたとか100万部突破とか。
そんなワケで手に取った2冊の本

 「夜のピクニック」(恩田陸さん著)と「手紙」(東野圭吾さん著)

どちらも映画化されるという(…いや、もう公開されたのかな?)話題の本(^ー^* )♪

まずは「夜のピクニック」ヽ(´▽`)/
話は「歩行祭」という行事で高校生が夜通しただひたすら歩くだけ…ってヾ(--;)ぉぃぉぃ?
体力的にも精神的にも限界の中で見える真の友情、温かい家族、そして自分を見つめ直す。
貴子が心に決めた小さな賭けがどうなるのか、アメリカにいる親友がかけたおまじないが
一体何なのか。冷たい目をした融がどう変わっていくのか…と読んでいるとどんどん引き込まれ
まるで私も一緒に歩いてるような錯覚を覚え…寝る時には足がだるくて
”あー、よく歩いたーっ!!”と布団に入った単純な私Σ川 ̄▽ ̄;川オイ?!

そういえば、お遍路さんって元々は亡くなった方の供養ってのがルーツらしいけど
最近は若い人も多くて、その理由が「自分を見つめ直したい」だそうですね。
確かに四国の豊かで厳しい自然の中を歩き続けると、見えてくるものがあるかも…。
うん。四国はそんな力があるところのような気がする
この本とお遍路さん。ちょっと通じるものがありますね。

続けて読んだのが「手紙」
東野圭吾さんって「白夜」に続いて2冊目なのですが、イタイところを突いてくるなという感じ。

弟の進学費用を工面しようと強盗に入った先で、家人に見つかりとっさに殺してしまった兄剛志。
身寄りがなく兄弟仲良く肩寄せ合って生きてきた弟直貴はその時から
「殺人犯の弟」のレッテルを貼られ、社会の中で生きていくことになります。

這うような思いでどうにか大学に進学するものの、夢も恋人も兄の罪のせいで叶わず、
アルバイト先でも就職先でも差別を受ける弟直貴。
そんな弟に刑務所の兄から届く手紙はどこかのんびりしていて、
またその手紙のせいで失ったものもあり、手紙が届くたびに殺人者の弟であることを
再認識して苦しむ弟直貴。塀の中にいる加害者本人よりも社会に残された加害者の家族が
受ける差別・偏見の目がどんなにつらく残酷なものかを考えさせられました。
加害者が背負うのは犯した犯罪そのものだけじゃなく、その家族が失った社会性や
当たり前の人間関係、権利などあまりにも大きい。

最近立て続けに起こっているいじめによる自殺も、いじめた側の子達は
裁かれることはないけれど、地元ではホラ、あの子よと周知の事実ですよねきっと。
もし私がいじめた側の子の親だったらどうだろう。
亡くなった子に申し訳ない、親御さんに申し訳なくてたまらない…と同時に。
この先この事件のせいで我が子がどうなるのか、就職や進学、結婚に悪影響はないだろうか
背負わなくちゃいけない…けど、誰にも知られず幸せになって欲しい。ものすごい葛藤です。

例えばじゃあ、いじめた子が同じクラスにいたら?すぐ近所だったら?
私はどうするだろう…。子供にどんな風に言うだろう…。
といろんなことを考えさせられた本でした。

どちらもとってもよかったです。だけどもし2冊とも読むなら「夜のピクニック」を先に。
始まりは同じ高校3年生。だけどこの2冊はある意味対極にいる高校生の話なので
まずは穏やかで青春してるお話からぜひヽ(´▽`)/
-3 Comments
By sora11 02, 2006 - URLedit ]

どちらにしてもいじめには拘わって欲しくないですね。
この前、いじめた側が自殺したんだって報道番組でやってましたが…いじめで退学になって、数年後にいじめた側から訴訟を起こされて、だったかな。
やられた側もずっと苦しんでいかなきゃならない…
「いじめ=人生を棒にふる」
あってはならないんだって、大人が子供達にしっかり教えていかねばですね。
でも大人の社会でもやってたりしますからね(^^;)
情けないですね~

By kaze11 02, 2006 - URLedit ]

>soraさん
ホントいじめはどちら側にもなってもらっちゃ困りますね。
だけどいじめはともかく。本の中で「差別はあるんだ」と出てくるんです。
人が何かを、例えば子供や家族を守ろうと思う気持ちが差別を生むんだと。
それはその人がどうとかじゃなく、その人と関わることで世間の目がどう見るか
何か悪いウワサがたつんじゃないか、今の幸せに障害となる危険があるんじゃないか…
うーん。と唸っちゃいました。
その自殺したいじめっ子にもきっと世間の目は冷たかったでしょうね。
いじめのない社会、差別のない社会って難しいのかなやっぱり…。

By わらわら母さん12 13, 2006 - URLedit ]

カテゴリーから引っ張り出してきました^^;
確か・・・kazeさんのブログで「夜のピクニック」って見たよなあと
あったありました きっとこの記憶から本屋さんで選んだでしょう

夜通し歩きましたよ わたしも
山で鍛えた足は 筋肉痛にはなりませんでしたv-8

いつの時代も友達って言うのはいいですね
kazeさんともこんな爽やかなブログ友達になりましたねv-10

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kaze

Author:kaze
愛媛在住の関西人

<好きなこと>
 パン作り ピアノ
 たまに石けん作り
 手芸は広く浅く
 (今楽しいのは
 ポジャギとアジアンノット)
 韓国ドラマ
 空をみること

夫と娘(高3)息子(高1)の4人家族

夫の転勤で愛媛に来て
ついに10年目。
日々の生活は時間がある分
手をかけ丁寧に。
といっても無理はせず
自分が心地いいのが
一番ですね(^^)

WEBパン教室5期生として
試行錯誤しながら楽しく
自家製天然酵母のパンを
焼いてます。
(多忙につきちょっとお休み中)

今日も優しい風が吹きますように。

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